2-4月 GAPスタディ・アブロード「GAPのルーツを探求する」

※参加条件のあるプログラムです

スタディ・アブロード
「GAPのルーツを探求する 〜エッセンシャル・プラクティスに深く潜る」

Exploring the Roots of GAP: A Deep Dive into the Essential Practices

2021年、そしてこれからの未知で不確実な時代を乗り切る(波乗りをする)ため、日本でスタディプログラム「スタディ・アブロード」を行うことになりました。
オンラインではありますが、まるで海外に留学するように、2ヶ月の間集中してGAPというツールを深く学び、日常で実践すること。それによって、自分自身の「根っこを太くする」ことを意図しています。

「スタディ・アブロード」では、以下の内容を行います。
・月に1回、理論と実践ワークを行う土日のオンラインクラス
・クリスの監修の元 構造化された、日常生活での個人プラクティス
・月1回、パートナーとのペアワーク
・日本のティーチングスタッフが行う毎週のプログラムなど

これまでGAPのプログラムに12時間以上ご参加され、基礎的なワークをご経験された方はご参加頂けます。参加時間が足りない方は、事前にクリスとシャロンが「GAP基礎」を行うことになりましたので、こちらにお申し込みください。
GAPを根本的な基礎から深く理解し、日常生活にしみ込ませ、自分のため、そして人のために使えるようになるためのこの期間を、ぜひご一緒しましょう!

今回の連続プログラムでは、GAPの基礎をより深く探求し、「どのようにGAPを日常生活に応用できるか」に焦点を当てていきます。

2ヶ月間の間、毎日の気づきの実践を通して「気づきの(スポーツ)ジム」に皆さんをお招きします。個人プラクティス、パートナーとともに行うプラクティス、さらに毎月のオンラインクラスを通して、これらのプラクティスにつながる考え方・理論や哲学について直接的に体験しディスカッションをするための、さまざまなエクササイズも提供します。

本プログラムは、人生をより十全に生きることに興味がある方ならどなたでもサポート致します。GAPの経験が比較的新しい方には、本プログラムでは最も本質的な部分の基礎訓練を提供します。経験者の方はGAPの土台を理解すること、継続的な実践を通して、これまでにない「aha(アハ)」の発見ができるよう、深く潜って探求する機会になっています。
対人援助職の方にとっては、他者を支援する新しい方法として役立つだけでなく、自分自身のウェルビーイングを保つこともできます(アメリカの看護師資格の継続教育としても認定されています)

スタディ・アブロードは、皆さんが全てのプログラムに参加することを前提としており、主体的に関わるほど、役に立つカリキュラムになっています。ご興味がありコミットできる方は、ぜひお申し込みください。 ークリスティン・プライス


<内容詳細>
GAPスタディ・アブロード
「GAPのルーツを探求する 〜エッセンシャル・プラクティスに深く潜る」


期間:2021年 2月〜4月

オンラインプログラム:期間中 下記6日間
2021年 2月27日(土) – 28(日) 9:00- 16:30
2021年 3月27日(土) – 28日(日) 9:00- 16:30
2021年 4月24日(土) – 25日(日) 9:00- 16:30

参加資格:GAP プログラムに12時間以上参加し、基礎となるワークを経験された方

※満たない方は 1月からの「GAP基礎 特別編」にお申し込みください
※該当するかご不明な方、または最後に参加してから3年以上経過している方など、ご相談ください。

講師:クリスティン・プライス、シャロン・テリー(日本語通訳:丸山智恵子)
日本ティーチング・スタッフ(中川洋美、宮本眞美、Masa、丸山智恵子)

※このプログラムでは、あらかじめ決まっている内容以上に、一瞬一瞬起きてくることに対応するプロセスを優先します。まさしく世界で起きていることと同様に、不確実さにあふれている今、瞬間に起きてくることに向き合う力をつけるためです。そこには、今回サポートするティーチャー陣も含まれます。対応できる能力があり準備ができているティーチャーがその都度役割を果たします。これは誰がリーダーシップを取るのかに焦点を当てるモデルから、実践や方法論そのものがティーチャーである、というグループモデルに焦点を当てるためでもあります。

こんな方に:
・GAPをもっと知りたい、日常生活に生かしたい方
・自分自身の安定感を増して、変化の中で心の拠り所を育みたい方
・対人援助職(医療、心理、介護、保健福祉、教育、他)など、誰かをサポートしている方
・リーダーシップを取る立場で、自分自身のあり方や、コミュニケーションを見直したい方
・家族や身近な人間関係をより良くしたい方

参加方法:Zoom(詳細はお申し込みの方にお知らせします)

定員:最大20名、最小12名での開催

内容:2-4月の期間中、下記を継続するプログラムになります
・毎日の個人プラクティス(ベーシック・プラクティスなど)
・毎月土日のオンラインクラス(計6回)
・月1回のパートナー・プラクティス(計2回)
・ティーチング・スタッフが開催する、オンラインでのエッセンシャル・プラクティスやチェックイングループ、オープンアワーなどへの参加(オプション・自由参加)

※このプログラムは、アメリカでセラピストや看護師のライセンス維持のためのCEU正式単位として認められています

参加費:早割 1/31 まで 合計 99,000円 (税込)
    通常 2/1 より  合計 110,000 円(税込)
(分割も可能です。ご希望の方はフォームの備考欄などでご相談ください)

「GAP基礎」との連続参加:5,000円割引

※スタディグループ卒業生割引:99,000円(税込)

※ 下記お申し込みフォームよりお申し込み後、
2-3日以内に返信が届かない場合は、メールの不具合が考えられるので再度ご連絡下さい。

>>>お申し込みはこちら

English page

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティスの(大元)ルーツである講師リチャード・プライス(エサレン研究所共同創立者、ゲシュタルト療法創始者フリッツ・パールズの弟子)は、よくゲシュタルト・プラクティスに老子の言葉(道徳経)を引用していました。

道、それは言葉にすると、
薄っぺらく何も味わいがないように見える!
何も見るべきものも
聞くべきものもない
けれど、使われると
それは尽きることがないとわかるだろう


リチャードは人間はしばしば、何か新しいものやワクワクするもの、いつもと違う「かっこいい」ものを求めていることを理解していました。そしてサポートが必要なときに真の助けとなるもの、困難な時でも自分を持ち堪えさせてくれるものとは、「自分が感じていることに、どのように気づくか」「どのように向き合うか」を知っていることだ、と理解していました。リチャードは、気づきの実践と、一旦止まり「世界の中で、”今ここ”にいる方法を知っていること」こそが、満たされることや苦しみを減らすことに繋がり、より健全な選択ができるようになることだと知っていました。

GAPでは、「何が起きても、好奇心と親しみをもってそこに向き合うこと」をサポートします。一瞬一瞬に起きてくるプロセスに出会う時、いつもの習慣的な思考や行動に気づき、それを一旦保留することを励ますのです。
呼吸も含めた身体の気づきに焦点を当てることで、自分という有機体がどのように自己制御しているかに気づくことができます。すると自分の気づく感覚や感情を具体的に体現しているのは、自分自身だということを思い出すことができます。そうして、私たち自身の体験の専門家は、私たち一人一人なのだということを認められるのです。
直接的な五感の感覚を使って気づくよう促され、いつもの思考やフィルターから自由になることは、新鮮な視点で、周りの世界に目覚めるチャンスになります。すると、私たちはいつもよりオープンに、自然に、他者といることができるのです。ークリスティン・プライス

エッセンシャル・プラクティスとは

①自分の席に座る・・今、ここにいるためのプラクティス
・サポートを思い出し、繋がる・・過去と現在、体・思考・環境のすべて
・全身の気づきをスキャンする
・内側の気づきと思考、外側の環境への知覚との間でバランスを取る
ウィットネスの席に座る

②ベーシック・プラクティス(呼吸のプラクティス)・・一点集中のプラクティス
・一瞬、一瞬の呼吸との関わりを育む
・自分の軸となる場所で、呼吸にくつろぐ
・今ここにいるための方法として、呼吸に戻る

③気づきのコンティニュアム・・聴くことと表現することのプラクティス
・気づきの「質」
何も変える必要はない、こうあるべきというあり方はない
何が起きてきても、オープンマインド(好奇心)・オープンハート(親しみをもって)で、それと出逢う
・気づくことと、表現することを交互に行う
・自分自身、そして相手に耳を傾ける
・4つの表現・・呼吸、音、動き、言葉 


【お問い合わせ】ws-reg@opensense.jp まで
※参加申し込みは上記のフォームよりお願いします
ご質問の際は、お名前(ふりがな)、電話番号をご記入のうえお送りください

キャンセルポリシーについて
参加費のキャンセル料金は、原則として下記の規定に応じて発生致します。

2週間前~8日前 30%
1週間前~2日前 50%
前日 80%
当日 100%


クリスティン・プライス Christine Price

ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)創立者。アメリカ・カリフォルニア在住。
17歳の時にエサレン研究所で共同創立者リチャード・プライスが教えるゲシュタルト・ワークを受け、その後ディックと結婚し、エサレンで共にワークを教える。
ディック亡き後もGAPを教え、45年以上にわたり発展させ続ける。2003年から来日しGAPのワークを開始。2013年にアメリカで自身のスクールを立ち上げ、日本、イギリス、ドイツでもワークショップを行い、医療関係者、科学者、女性社会起業家などへも活動を広げている。
「教えていることは、自分自身が一番学ぶべきこと」という、teacher(教える)であると同時に ongoing student(つねに学び続ける)という姿勢を貫き、「共に実践するプラクティスとしてのGAP」を体現している。

クリスティン・プライス  インタビュー

シャロン・テリー Sharon Terry

GAPプラクティショナー。アメリカ・カリフォルニア在住。
大学院で神学の修士号を取得後、チャプレンとして活動しながら「エンゲージド・ブディズム(社会参画仏教)」を数十年実践。
ある世界的財団による社会起業家のためのウェルビーイングプログラムで、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)講師を務めていたクリスティン・プライスと出会う。そのワークによる変容体験の後、GAPプラクティショナーとなる。現在はコファシリテーターとしてクリスと共にリードしたり、GAP入門クラスをアメリカ東海岸やオンラインで提供している。また、希少疾患の子を2人持つ母として「患者第一の研究」を決意し多くの病気に挑む。
遺伝子を専門とする生物医学の研究者と患者が協力する仕組みを作り、NPOを運営し、医療への提言、世界中の患者支援を行うまでになった。
企業や大学、NPOなどにおいて、研究とGAPを統合し、今ここにいること、プロセスを信頼することを伝えている。

ティーチング・スタッフ

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2015年以降にGAP創始者・講師とジャパン・ディレクターによって認定された、日本のティーチング・スタッフメンバー。 800時間以上の必要なトレーニングを受け、クリスティン・プライスのスーパーバイズの下で、 日本におけるGAPの基礎プログラム(ベーシック・プログラム)を行なうことを認定されている。

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